ドラクエ4冒険日記L

天空の兜を手に入れるためには持ち主であるスタンシアラ王を笑わせないといけない

この不条理極まりない(?)条件を持ち出され思い悩むくえすと一行。

そんな折、有力な情報が耳に飛び込んできた。パノンという芸人なら、王様を笑わせる事が出来るのに・・というものだ。

あー、居たね、そういう奴。アレだ、モンバーバラにいる漫才師だろ。そうかそうか、そいつをここに連れてくれば良いんだな?

謎は解けた。早速パノンを仲間にし、王の前に連れて来る。さあコイツ、どんなハイテンションギャグで王を笑わせてくれるのか?と期待して見ていたのだが。

このパノン、スタンシアラ王を笑わせるのではなく、何と懐柔することによって天空の兜を獲得する事に成功したのだ。その内容が↓。


いまここで国王を笑わせる事は簡単です。ですが、それで本当に気が休まるでしょうか?気が休んでも、それはほんの一瞬の事。それを忘れる頃にはまた新たな不安が王の心を支配する事でしょう。それならば・・この者達に世界を託しては如何でしょうか?この者達ならば、きっとこの世を救ってくれます。ピサロとエスタークを滅ぼし、人間全てに本当の笑顔を取り戻してくれる事でしょう。そしてその為には、その天空の兜が必要なのです。


ナイスとんちだパノン


こうして天空の武具の一つを手に入れる事が出来たくえすと一行。パノンに別れを告げ、更なる武具を求め当てもない航海の旅に出る事となった。


海でさまよっている内に海辺の名もない村に到着。朝夜のトリックを解明して渇きの石をゲット。まだこれを何に使うのか分からないがまあいいだろう。


次はメダル王の島を発見。早速奇跡の剣と交換する。これでくえすと、攻撃力が55もUP。それにこの剣は敵を斬り付けると自分のHPが回復すると言う特殊効果もある。また一段と強くなってしまったくえすと。最強の勇者になる日も近い。


メダル王の島の近くに海底洞窟があったのでついでに入ってみる。ここでは天空の鎧が手に入るのだがこれを取るのには相当苦労しました。プレシオドン、しにがみ、フェイスボール、カロン、ガオン、ドラゴンライダー、マヒャドフライ等の今までのモンスターとは比較にならない強敵がわんさか出るんですよ。「何でこんなに強いのばかり出てくるんだ!?」と不思議だったが、そういう訳だったんですね。


しかも攻撃魔法が全然効かない。いつもは大活躍する爆炎娘のマーニャも、ここでは何の役にも立たない。しかもそれで大人しくしているのなら良いのだが、効かないと分かっているのにイオラ、メラミを連発。・・普通ならここでメンバーチェンジだよな。でも外さないよ。こんなマーニャが俺はなんつうか大好きなんだから!


キツかったけどな!


しかし、ここでみんなの窮地を救ったのがアリーナだ。会心の一撃連発、正に神がかり的な活躍でくえすとに天空の鎧をもたらしてくれた。いいぞ、アリーナ!さすがはおてんば王女だ!その調子で、これからもどんどんおてんばになっていってくれ!
いつもおてんば!
朝もおてんば!
昼もおてんば!

夜もおてんば・・・・
ハッ!?





・・・・。





そう・・おてんばに・・





・・・・。





夜も・・おて・・んば・・・





・・・・。 





ありーな・・ (妄想開始)





・・・・。 





いけないよぅ・・そんなの、ダメだよぅ・・ (妄想激化)





・・・・。





フゥ・・フゥ・・フゥ・・フゥ・・ (デンジャラス) 





・・・・。





失礼。 (正気に戻ったらしい)


さ・さあ、これで残るは後二つ。次は剣か盾なのか。航海を続ける事にしよう。相変わらずフラフラとしている内になにやら懐かしい土地に着いた。ライアンの故郷、バトラントだ。一行はバトラント城に行く前に、イムルの村で休む事にする。速攻で宿屋へ駆け込み、ご就寝。画面が真っ黒になり、いつもの音楽が流れて、いつものようにあっという間に夜が空け・・・なかったんだこれが。何かのイベントが始まったみたい。これは・・くえすとが夢を見ているみたいだな。


・・しばらく様子を見てみよう。塔の頂上から何やら憂鬱げに外の景色を眺めている少女がいる。これは・・誰だ?そこへ一人の男が近づいてくる。こいつも・・知らない。男は妖しげな笛の音色を響かせる。すると何も無い所から階段が出てきた。男はその階段から塔を上る。やがて男は頂上に着き、少女と向き合う。


そして男はこう少女に話し掛けた



ピサロ 「いいこに していたか? ロザリー。」

!?
(少年マガジン風に)


ピサロ・・・だと!?





「ピサロさま・・・。」


「ロザリー。わたしは にんげんを みな ほろぼすことにした。まもなく せかいは さばきのほのおに やかれるだろう。わたしの しごとが おわるまで ロザリー おまえは ここにかくれているんだよ・・・。」


そう言って去るピサロ。


「おまちください! ピサロさま!」


ピサロに追い縋ろうとするロザリー


「・・・・・。」


しかし既にピサロは姿を消している。追いつける筈も無く、無言で立ち竦むロザリー


「だれか だれか・・・ピサロさまを とめて・・・。このままでは せかいは ほろんでしまう・・・。おねがい!だれか うけとめて わたしのねがいを!」


ロザリーは一体誰に向って願っているのだろう?






「とどいて・・・わたしのこのおもい・・・。」





その後画面が暗転。そして夜が明けた。





俺、終始唖然。



何よ・・この嫌な予感は、何なのよ・・


思い出してきたぞ


ああ、そうだよ、思い出してきた。


確か・・この後、ロザリーは・・


うう・・


あ〜、何かヤバイ展開になってきたな・・



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