ドラゴンクエスト4 冒険日記 Vol.2

3章 武器屋トルネコ


お馴染みのトルネコが主人公ですな。

〜シナリオ概略〜
レイクナバの町で日々、武器屋のバイトに励む商人トルネコ。
しかし自分の武器屋を持つという夢を捨てきれなかった彼は自力で武具を調達する為に旅に出る事にする。
まずはレイクナバの北に位置する洞窟で「鉄の金庫」を獲得。これで旅先で倒れてもGが半分にならなくなる。
今度は逆に南下。狐に化かされていたドン・ガアデを助け、ボンモール城を経てエンドール城へ。
その際トルネコはボンモールとエンドールを和平させることに成功。
その功績を認められて、トルネコは国王からエンドールに武器屋を構える許しを得る。
必死にGを貯めて城下町の店を買取り、自分の店を構えるという夢を叶えたトルネコ。
しかし・・・彼の夢はこれで終わらない。彼の次の野望は伝説の天空の剣を手に入れるというもの。
そして彼は天空の剣を手に入れるべく遥かな旅路に出るのであった・・・・・・
<3章〜武器屋トルネコ 終>

え?はしょり過ぎ?ではもう少しこの章について語りましょうか。この章はG稼ぎがメインですね。
店を買い取る額は35000G。これはエンドールの北東にある財宝「銀の女神像」を売却すればあっという間に溜まりますね。
問題はこれからです。店を構えたトルネコは、次は60000Gもの「洞窟開通資金」を貯めなくてはならなくなったんですね。

震えました。こんな大金、どうやって貯めるのかと。
俺は考えた。どこかに・・・どこかに突破法が隠されているはず。考えに考え抜いたが・・・やはりこの方法しか思いつかない。
それは――――――目の前に店を構えるライバル店から武器を買い漁り、しかる後に値を吊り上げて転売するッ・・・・!!!!

・・なんか・・某オークションの転売屋を思い浮かべてしまうのは私だけだろうか・・・・・・・
いえ、私はそんなことをしてませんよ?(私は専ら買い専門。)
・・・しかしね、普通は出来ませんよコンな商売。いくらなんでも定価50パーセント増しの値段で売りさばくなんて。そうでしょう?
しかし店番の妻、ネネさんはこう強気に言い放つ。

「○○○ね?これなら★★★★Gで売る自信があるわっ」←定価150%額

・・凄い自信です。驚きます。しかしそれよりも驚いたのが。




この奥方、本当にこの商売を成り立たせているッ・・・・・!!!!


貴女、私が保証します。貴女がトルネコよりも遥かに商才があるという事実を。私が保証します。


数分後。トルネコの店はすっかり・・・・・








「せいぎのそろばん」専門店になっていた―――――――――

しかも連日・・・・・・・大盛況ッ・・・・・!!!!!(それとネネの手作り弁当も大人気★)
トルネコの仕事といえば、せいぎのそろばん を買い占めて店に仕入れ(後ネネの愛妻弁当も)後は寝るだけッ!!!!
あ〜何てぼろい商売なんでしょ。これであっという間に60000G貯まります。

・・・・・俺は考えた。なぜこんな詐欺まがいの商売が成立するのかと。考えた。考えた。考えた。
考え抜いた結果、俺は或る一つの結論に達した・・・それは―――――――









愛妻ネネの、不貞疑惑――――――――――――――


だ・だってそうじゃありませんか!?おかしいですよ絶対!目の前ですよ!?目の前の武器屋がちゃんと定価で販売しているというのに、
何故この価格で売れてしまう!??







この店でそろばん買うと、ネネのいかがわしい付加価値サービスがもれなく付いて来る――――







そんな妄想を抱いたのは私だけではないはずだ!!!いや、そう考えるのが普通の思考ッ・・・!!25歳、独身の男だったら誰でも抱いてしまう、黒い思考ッ・・・・・!!!!
そうだろッ・・・・・・・・・・・・!!!
そうだろ、みんなッ・・・・・・・・・・・・!!!!








ふう、ふう、ふう。


失礼致しました。もう落ち着きました大丈夫です。
あのね、言っておきますが私はネネが大好きです。だから私は彼女を信じます。
決して、商売とはいえ不貞を働くような女性ではないと・・・・信じます。だって、だって。
彼女は毎朝俺にもーにんぐきっすをしてくれるし、

「じゃあ そんなところにいないで こっちへ いらっしゃいよ。さびしいわ・・・・」

なんて甘い言葉も言ってくれるし、
俺が天空の剣を探す旅に出るということが発覚しても寂しい素振り一つせず、

「いいのよ。そんなうそを ついて わたしをなぐさめて くれなくても・・・
わたしも てんくうのつるぎの うわさを みみにしたわ。それを さがすつもりなのね・・・。
あなたは いつもゆめを もってないと いきられないひと・・・
そんな あなただから わたしも すきになったのね。

いってらっしゃいあなた!いつまでもまってるわ!」


なんて涙が出るような言葉も言ってくれる。彼女はそんな良妻賢母を絵に描いたような素晴らしい女性なのだ。







俺は―――――――――――――彼女を信じる―――――――


第4章に続く

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