君が望む永遠
〜慟哭のリプレイ記・第一章〜
!!!ネタバレ注意!!!
私に、今までに無い感動をもたらしてくれた「君が望む永遠」。当然一回こっきりのプレイで気の済む筈が無い。初めから再度やり直すことによって一回目では見えなかった、分からなかった事が良く見えてくる筈。そう、本作の全てを理解する為にも、私は再挑戦しなければならないのだ!・・というのは建前で。本音を言うとマナマナに痛めつけられた傷を水月と遙に癒してもらう為だったりする。あゆやまゆではダメだった・・。彼女等も確かにいい子なのだが、「あの傷」を癒すまでには至らなかったのだ。と言う事で、癒しを求めてこれから水月と遙に会いに行って参ります。あ、あと茜にも癒してもらおう。
ではスタート。
あ、ああ。
水月!また・・会えた・・!
な、なあ、水月!俺、俺さあ!「あの女」に酷い目に遭ったんだよ!OOされてさあ、OOまで引っかけられてさ、本当に大変だったよ!!死ぬかと思ったよ実際!・・水月も水月だ!あんなに簡単に俺を見捨てて!非道いじゃないか!そりゃ俺も悪かったよ!悪かったけどさあ、あ、あんな・・あんな・・・も、もう思い出したくも無い。とにかく、この螺旋回廊ショックを取り除いてくれ!癒してくれ!疲れ果てた俺の精神を・・癒してくれよ!!
水月「・・じゃあさ、さわって・・確かめてみる?」
ふううぅぅうぅぅぅぅう・・い、癒される・・・。
しかしこうしてよく見てみると・・速瀬水月の、なんと可愛い事よ。何て言うか、体全身に漂うHな雰囲気がたまらないよな。
・・え?水月のどこがHなんだって?
ふう・・しょうがないですね。それではここで証明してみましょうか。
まず、
勝気な性格の中に見え隠れする「女の子」な部分がH。
顔を赤らめて俯く表情がH。
そしてそのままで孝之に流し目を送る表情がH。
極めつけはへそ。
制服上下の隙間から微妙に見えるへそがすこぶるH。
・・いいですか?
スポーティーで清潔感溢れる美少女がだ。
長いポニーテールをなびかせてさ。
制服の胸のリボンを誇らしげに突き出してさ。
挑発的な視線でさ。
颯爽と腰に手を当ててさ。
可愛いおへそをチラリチラリと見せ付けてるんだよ。
Hだ。水月ちゃん、あんたHだ。
卑怯だよ。俺のど真ん中ストライクゾーンだよ。ズルイよ。かわいすぎるよ。大好きだ。いや、本当に好きなんだ!はっきり言っちゃえば惚れたよ。もっとはっきり言えば愛しちゃったよ。もっともっとはっきり言うと抱きしめたいよ。水月ちゃんをギュッと抱きしめたいよ。えーい、極論してしまえば!!!
俺は、高校時代の水月ちゃんとえっちが
したかったんだよ〜!
したかったんだよ〜!
したかったんだよ〜!
したかったんだよ〜!
したかったんだよ〜!
したかったんだよ〜!
したかったんだよ〜!
これを声を大にして言いたかった・・。
さ・さて。一章の話に戻りましょうか。・・再プレイしてみて分かったんだけど、この章・・やっぱいいわ。正に青春真っ盛り、真夏を駆け抜ける、何て爽やかなストーリー。これ・・・凄いよ。私、今赤面してますもん。あまりに畜生ッな展開にさ〜!!もうタマンナイヨ!!青臭い言葉連発しちゃってよ、
友情だの恋だの将来への不安だの友達以上恋人未満だの電話口で泣かすだの競泳水着だの勇気を出して初めての告白だの花火大会だのミートパイ記念日だのとにかく、何かにつけて記念日だの両親に初紹介!ドキドキ♪だの膝枕だのもぉおおおおぉおおおおおおぉぉぉうううう!!!!
と、身悶える要素テンコモリ。
孝之と水月の軽妙な会話に嫉妬し、「遙伝説」に笑い、悩めるセンチメンタルな乙女心にキュンとし、四人の熱き友情にホロリとする。
マジで熱いんだよコンチキショー
特に。
星が降る丘の上、四人で写真を撮ったあのシーン。
君たち最高だよ!美しいよ!羨ましいよ!私も仲間に入れてよ!
と心の中で叫んだのは私だけかッ!?(多分な
畜生ッ
・・・。
すみません。ちょっと落ち着きますね。
ふう・・。
遙とのHシーンも良かったなぁ(突然
甘う御座いました。
甘い。とにかく甘い。そして切ない。孝之と遙のお互いを想う気持ちが痛い程伝わってくる。慣れないながらも遙を悦ばそうと孝之が頑張り、遙ちゃんは感じてるのにも関わらず、恥ずかしさで声を押し殺している。しかし孝之に「遙の声を聞きたい」と言われ、呆気なく嬌声を上げてしまう遙ちゃん。
もう何回床を転げまわった事か。
そしてあの孝之の言葉で私の切なさゲージがピークに達した。↓です。
孝之「嬉しいんだ・・おまえが隣にいてくれる事が」
私もこの孝之の言葉が嬉しくてね・・思わず涙が出そうでしたよ。
遙「ご、ごめんなさい・・・・・・・・私・・・・・・・・・嬉しくて・・・・・・・・・・・・嬉しくて・・・・・・・・・幸せで・・・・・・・・・・・幸せで・・・・・・・・・・・・・どうしようもなくて・・」
あまりの嬉しさに言葉を詰まらせる遙ちゃん。ああ、嬉しいだろう。好きな男にこんなに優しい言葉かけられて、嬉しくならない女の子など居ないだろう。思えば、この瞬間が二人にとって一番幸せであった時かもしれないですね・・・。
君達にはこのままずっと、幸せなままでいて欲しかった。
ここまで遙に萌えさせておいて、最後はアレだもんなあ・・。アージュさん、この一章のノリの明るいゲーム、いつか作ってくださいな。いつかでいいですから。絶対購入します。
は〜、次はあの日か・・。8月27日か・・・。辛いな・・やっぱり辛いよ。心の準備、しておくか・・・。
・・ん?
あれ?一周目ではこの後、孝之が自室でアイスクリーム食べてるシーンだったのに、今回は遙の家で食べてるぞ?あら?もしかして新ルートですか!?
うーん、茜に冷やかされて・・何やってたかバレそうになって・・え!?
なんだとッ
また新たな遙伝説が!?
鹿に襲われて・・。
あはははは・・・さすが遙。
ジャンボジェットをUFOと勘違いしたり・・。
プッ!!!・・・遙、君最高・・!!
赤は止まれを馬鹿正直に守ったり。
あはははははははははははははは!!!(大爆笑
遙ちゃん・・・。
凄いよ・・
貴女凄いよ。
最高に可愛いよ!!
もうっ
どうすりゃいいんだこの気持ちをッ!だああああああ畜生!!!ええ!?いますか現実にこんなカワイー子が!?
・・・・・・いねえよ!いたら連れて来てくれよッ頼むからさあ!何でも買ってやるよ!一生分の愛を捧げるよ!もうタマンナイヨ遙ッッ・・!!!好きだ、好きだ、大好きだ〜〜〜〜ッ!!
・・この時私はまだ気付いてなかった。この遙伝説を遥かに上回る萌えイベントがあった事を。
・・以下ゲームより抜粋。
孝之「いやー、今日は濃かったな、遙の昔話も聞けたし」
遙「もう・・はずかしいよぉ」
孝之「もう恥ずかしいことなんて無いだろ・・」
わざと意味深な表情で見詰める。
5秒も待たずに、遙は真っ赤になって俯いた。
遙「・・だめだめ!・・恥ずかしいものはハズカシイよぉ・・」
孝之「ははは・・今日はありがとう・・また電話する」
遙「・・ん」
どちらからともなく顔を近づけ、軽いキスをした。
・・・・・ん?
そっと体を離した時、遙の唇が七回動いた。
ア・イ・シ・テ・イ・マ・ス
ぎゃああああああああああああ!!???(萌)
ゴロゴロゴロゴロ!!(床の上を縦横無尽に転がっている。)
☆♪○☆ъ( `ー゚)■γ♯▽。¥♪!!?
(言葉になってない叫び。)
うわっとととと・・えええ!!?ま、まあっ?
コレ何?こ・こんなイベントあったのォ!?き、気が付かなかった!
危ない危ない・・ヘタしたらこれ、本作最強の萌えシーンなのでは!?
・・よし!
萌えランク格上げ!Aランク!遙ちゃん、参りました!
・・と、思っても見なかった萌えイベントに遭遇して喜んでいたのも束の間。
その時がとうとう来てしまった。
忌まわしき日。
8・27が。
駅前で慎二と会って・・写真を渡されて・・
マヤウルの贈り物を偶然見つけて・・
うう・・
水月に・・会って・・・
指輪、を・・・
胸が苦しくなってきた。
電車に乗って・・柊町へ。
人が・・人が・・。
ダメだ。俺・・泣く。
これは二週目の方がキます。
怖い、けど・・先に進める。
・・・そして。
・・・。
・・・。
・・・。
・・・。
歯車が狂った。
・・イントロ開始。
慌てて歌詞カードを見る。
な・涙で見えん!
くそっ!
歌ってやる!歌って・・みせる!
遙!遙!
そしてイントロ終盤
・・タララララ、ダダーン!!
4
3
2
1
やわらかな、風に抱かれ・・
あなた、想う心 切な・・・・くッ
・・の上、一人・・きりで・・
季節・・見・・
う・・・うう・・
青空のッ・・!向こ・・っ なにが見え・・ん・んんッ
う・・ダメ・・駄目・・だ。頑張れ・・頑張れ、俺ッ
勇気・・ッ・・欲し・・うう・・静かに、祈っ・・ッ
・・!
もう・・ダメだ。
うわああああ・・
うわあああ・・・!!
堤防決壊。
は、は、は・・・
は・は・は・は〜〜〜〜〜
はるかっ
遙、遙、遙、遙、遙、遙、遙、遙ッ・・・!!
どうしてだよ・・!?遙、昨日はあんなに、あんなにッ・・!!
!!
あ、あれえ!?どうして?一回目では泣かなかったのに・・何で二回目の方が辛いんだ?
ぐ・ぐ・ぐ・ぐ。
つ・辛れぇ・・!どうしてだっ
切ない・・アイタタタタタタタ!
そ・そうか。
今日、結構遙に萌えちゃったから・・・・・・・痛ッ!
だ・・誰か!
助けて・・誰か!
・・遙に萌えたのが仇になって思わぬ苦痛を味わってしまった当サイト管理人。果たしてこの苦痛に耐え抜いて、再度立ち上がる事は出来るのであろうか。
っていうか、ここまで来たら最後までやらざるを得ない。
・・困ったぞ。遙と水月・・私は一体どちらを選べば・・いいんだ。
み・みなさん。二週目、プレイする時は気を付けてください。一週目とはまた違った痛さがあります。
私はとりあえず・・この胸の痛みを何とか・・しないと。
・・・くうっ
イタタタタタタ・・・!!!
続く
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