君が望む永遠 ■名セリフ集■
!!ネタバレ注意!!
この企画はどういうものかというと、私の単なる自己満足です。ではまずは一章から。
□水月「失礼な事大声で叫ぶんじゃないわよッ」
速瀬水月、第一声。
□水月「じゃあ公式。3、2、1、はい」
私は受験生の頃でも重力加速度の公式なんて知らなかったぞ。
□孝之「ホイスッ!?」
・・俺も水月に蹴られたいな
□水月「じゃあさ、触って確かめてみる?」
私が孝之だったらマッハで襲い掛かっています
□水月「触りたく・・ないの?」
・・キリがないなこれじゃ
□水月「げつようび ごごろくじ えきまえでまってるわん はーと」
くッ(どうした
□遙「えっ!?」
涼宮遙第一声。
□孝之「な、なんだよ、今の!?どうして俺が速瀬の事を思い出してドキンとしますか!?」
(まさか・・これって・・)
(この胸の高まりは・・)
(・・不整脈?)
ウケました。
□水月「そういえば、ちゃんと洗ってあげたのにお礼まだだよ?3、2、1、はい」
私は彼女のコレが大好きです。あなたもそうでしょう?3、2、1、はい
□水月「ねえねえ、そういえば昨日の『世界うるるんカンブリア紀』観た?」
なんか水月だらけになっていますね。・・予想はしていましたが。
□水月「やだぁ・・もしかして、私のコト愛しちゃったりしてる?」
はい(真顔
□水月「ともくんはさ、お好み焼きと明石焼き、どっち派?」
明石焼きの方が好きだよ。水月は?(ツッコミは激しく却下
□遙「あっ、あとっ!音もドーンっておっきくてっ・・お腹に響くというか・・あの、その、えっと・・お腹が空いてると、大変だなって・・」
うーんうーんうーん(萌
□遙「で、でもっ!にょろにょろって、伸びてきて・・なんか頑張ってるっていうか・・。そのっ、健気な感じがしませんか?」
遙らしいセリフだなぁ・・
□水月「だって、ドネルケバブよ?新顔よ、中近東よ!」
ドネル〜って、どんな食べ物なんでしょうかね?
□水月「ぶっとばすわようっ!」
私はむしろぶっとばされたい。
□水月「・・ご両親に、お別れの挨拶は済んでいるわね?」
放課後に筋トレをすると言う水月に対する孝之の突っ込みに対する水月の呪詛。
□孝之「やっぱ、男はサガだべ?プレスタに優れた2Dシューティングがあるかね?慎二君?」
うむ。
□遙「ごめん、私・・帰ります。」
“絵本作家展のポスター窃盗”の嫌疑を掛けられ、意気消沈な遙。お目目うるる。かわいいね、かわいいね。
□水月「なによ?やっぱりって・・まあいいや。それより!今日水泳部は休みなので―す!」
セリフ自体、どうという事はない。だが、語尾のイントネーションが。・・イントネーションが。イントネーションがぁあぁ!!
□孝之「じゃあさ、でっかい卵焼きが出てくるヤツは・・」
遙「栗と倉!」
爆笑。『ぐりとぐら』を子供の頃に読んでいただけに。
□ぴ〜ぴ〜ぽぴろぴろ・・♪
水月さんの着信音。
□孝之(あ、もしかして物凄い音痴とか。・・ありえるかもしれない。『少年少女合唱団』ライクな歌い方、しそうだもんな・・)
失敬な。だが不覚にも笑ってしまった。
□水月「んもう・・遙も遠慮なんかしてないでコイツにエルボーの一つでも喰らわせてあげればいいのよ!」
遙のエルボーってあまり痛くなさそう・・
□水月「まったく、遙を殺す気っ!?」
孝之「んな大袈裟な」
水月「そんな事無い。あの子・・心臓が弱いんだよ?」
孝之(え・・?)
水月「生まれつきだって。小学校の頃は、入退院繰り返していたって・・」
孝之「それ・・マジ?」
(そうか・・だから花火の大きな音とか苦手なんだ・・それでもムリして、普通の女の子らしい夏祭りを過ごしたくて・・杏飴も・・・食べてみたくてっ・・・・・・・・・・・・・それを俺、変わっているとか変だとか・・。)
孝之「オレ、知らなかったんだ、オレ・・。」
(電車でふらふらしてたのも、運動が出来ない身体だから・・足腰が弱いんだ・・。やべえ、涙でそうになってきた・・)
水月「あの子、今も元気に振舞っているけど・・」
孝之「えっ!?」
水月「・・・・。」
(おい、おい何だよ・・・その間は)
(まさか――)
水月「うっそ〜ン」
恐るべし子悪魔、速瀬水月。この愛らしい子悪魔のウソを鵜呑みにしてしまったのは私だけではない筈だ。
□遙「好きです!」
遙「夏祭りに行くよりも、ここを知るよりもずっと前から・・・・・・・・・好きです。」
ここから全てが始まった。
□孝之(涼宮さんの顔が明るくなる。今までに見た事も無いほど。光って見えずらいのは・・涙なのか?嬉し涙ってヤツかな。・・嬉し涙って、初めて見た。自分の事で、誰かが嬉し涙を流してくれるのって・・初めてだ。)
(胸の辺りで、何かが・・「きゅっ」とした。)
恋って、いいですね。
□孝之「いや・・・・その、一緒に帰ろうと思って。」
遙「えっ!?」
孝之「あ、いや駄目ならいいんだけど・・」
遙「いえ!ダメじゃない思います!」
孝之「は・・?」
孝之(・・セルジオ越後?)
あはははははははははははははははは!!大爆笑!!大丈夫なの、コレって?
□孝之(ここで一発ガツンとイッとかないと、速瀬に腰抜け扱いされるに決まっている。―――よしッ)
・・ガラ・・
孝之(ほぁぁぁぁぁ!いきなり、開くなーッ)
遙「ひっ」
孝之(し、しかも目の前に涼宮さん―!)
遙「あ、鳴海・・・・・・・・くん?」
B組の連中「シ―――――――――――――――――――――ン・・・・」
ここも好き。
□遙「あ・・帰宅部ですね。その・・私も、入ってます」
この辺りから遙の天然振りが露見してくる。
□遙「えっと・・・・名古屋打ち・・・」
どうして君が知ってる(笑
□慎二「学園最後の夏休み。お前にとっては、彼女と過ごす最初の夏休み。くぅ〜!いい響きだな、おい!」
本当にいい響きだな、オイ(怒
□孝之(彼女を傷付けたくないとかなんとかなんて、同情そのものじゃないか。)
(失敗した・・付き合おうなんて、言うんじゃなかった。)
(失敗した・・。)
(失敗・・・・・・・・・・した。)
さあここからしょっぱくなってまいります。
□孝之「・・もしもし」
声「鳴海さんの・・お宅でしょうか?」
孝之「・・そうですけど?」
遙「遙・・・です。」
ここで『6月のメモリーアレンジ』、神のタイミングで始動。・・ここからです。ここからなんだ、君望は。
□遙「・・治さなきゃって、ずっと思っているのに・・」
孝之「…何を?」
遙「鳴海君の傍にいると、いつもドキドキしちゃって・・頭の中が、真っ白になっちゃって・・」
孝之「・・・。」
遙「せっかく・・鳴海君が付き合ってもいいよって言ってくれたのに・・あたしがつまらない思いばかりさせちゃって・・」
孝之「そんな事・・ないよ」
遙「始めは・・鳴海君の傍にいるだけで嬉しくて・・でもそれだけじゃダメだって・・鳴海君の為にって思ってたのに・・」
孝之「涼宮さん・・」
遙「水月が・・・羨ましいです」
〜〜〜〜〜〜〜ッ(頭を抱えて転がる管理人。笑顔とも苦悶とも取れる表情で。・・客観的に想像すると怖いモノがあるな・・)
□遙「・・水月は明るくて・・活発で・・言いたい事ハッキリ言えて・・・みんなとも、仲良く出来て・・」
孝之「そんな。涼宮さんは涼宮さんで、良い所があるじゃないか」
遙「そんなの・・鳴海君にとっていいところじゃなかったら・・・・・・・・・・意味、ないです!」
ぐあ。ツツツツツツツ・・・・ダ、だめ。ダウンしちゃう、このままじゃ。
・・ここで孝之はとんでもない勘違いをしていた事に気付く。
遙と付き合ったのは、彼女を傷付けたくなかった為。
こんな健気な子を振ってしまったら、可哀相と思った為。
それでも付き合っていくうちに、きっと俺は彼女の事を好きになっていける筈だ―――そう思っていた。
・・でも違うんじゃないか?俺が遙と付き合ったのは、そんな理由じゃなかったんじゃないか?
それはもっと・・「同情」なんかよりも、もっともっと、残酷な――――
そう、例えば・・大事な友人である水月と慎二との関係を、保つ為の・・
あそこで遙を振ってしまったら、楽しいままで続いた筈の三人の関係が悪化する危険性があったから、俺は・・
そうなのか?俺はそんな理由でこの子と付き合ったのか?
まさか・・
でも・・・
でも、もし・・
もし本当に、そうだったのだとしたら。俺は何て失礼な事をしていたんだろう。
こんな俺を好きになってしまったこの子は、何て可哀相な人間なんだろう。
自身の思いがけない冷徹さに気付き、困惑する孝之。
その孝之に、遙からこんな質問が浴びせられた。それは、今彼が最も畏れていたものだった。
□遙「鳴海くん・・私のこと・・好き・・ですか?」
ごふ(吐血
何て切れ味のいいストマックブロー・・・
い、いけないよ遙ちゃん!これ以上踏み込んでしまったら、君は今以上に傷ついてしまう!
イケナイッもうよすんだ!孝之はもう君のパンチを避ける事は出来ない!絶対に出来ない!!もう君の勝ちだから!TKO勝ちだから!
っていうか、俺がもたな――――――
□遙「私のこと・・・・・殆ど知らなかったのに・・・・・・・付き合ってもいいよって、どうしてですか?」
だあ(悶絶
だ・・・だめだ・・このままじゃ・・あともう一発でも、いいモノを貰ってしまったら、俺は・・・・・・・
た・孝之!何とかしろッてめえ、俺の遙にこんな哀しい思いをさせやがって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや・・・・寝てろ・・
お前は、もう寝てろッ
ここでカウンター打っても、壮絶なトリプルクロスを喰らうだけだ!そうなったら廃人だ、パンチドランカーだ、カーロス・リベラだ南国の陽気な大将になっちま・・
□孝之「・・・・・・・・・・ごめん、よくわからない」
ワーオ。
なんてナマクラカウンター。そんなんじゃ今の遙は・・
□遙「・・・・・・・ひっ・・・・・・・」
ツ・痛ぅ!?
□遙「うっ・・・・ひっ・・・・くっ・・・・え」
――カチャッ
ツーツーツー・・・
フン、フッ、フッ、フッ!←あまりの酸っぱさに腕立て伏せをする管理人。ケイン張りの速度で。
という感じで、初プレイ時の私はこの場面で散々痛めつけられました(笑
何回やっても、このシーンは甘酸っぱいですね・・
まあこの後・・
これだけでは・・
済まなかったわけですが・・
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